システムトレードとは
- システムトレード(System Trade)
投資を行うにあたり一定の売買規則(システム)を作成し、その規則に従って売買(トレード)を行う方法をシステムトレードと言います。
逆に、規則を作成せず個人の判断で取引を行うことを、裁量トレードといいます。
なぜシステムトレードなのか
- 素手でプロ格闘家に挑むようなもの
株式市場では百戦錬磨のプロ投資家が最新の設備や技術、知識で鎬(しのぎ)を削っています。
多少語弊があるかもしれませんが、皆さんはその中に「初心者の為の株式投資」を読んだだけで飛び込もうとしているのです。
最初は勝てるかもしれませんが投資回数を重ねることで、その多くはプロ投資家の前に敗れ去って市場から退場させられます。
これはある意味当然な話でしょう。
プロに予備知識だけで立ち向かおうとしているのです。
あなたはリング上でプロ格闘家と闘い、勝ち続けるような自信はあるでしょうか?
- 運よく
勝ち続ける人もいるかもしれません。
しかしそれはほんのごく一握りだけです。
運よくその時の良い相場環境に恵まれ、運よく勝ち続けた人が「私が株で一億円稼いだ投資方法」本を売り出しているのです。
- 中には
途中で勉強をし続けて自分独自の「武器」を手にした人々もいます。
そういった人々が市場で生き残るのは当然のことです。
しかしながら多くの人々は「武器」を手にする前に市場から退場することになります。
相手はプロなのですから。
あなたは「武器」を持っていますか?
- システムトレードがプロと闘う「武器」になる
もしあなたが「武器」を持っていないのであれば、システムトレードはあなたの「武器」になることができます。
システムトレードは初心者が使っても、プロが使っても同じ結果しか出ないからです。
有益なシステムはあなたを助ける「武器」となるでしょう。
システムトレードの3つのメリット
- 売買規則(システム)の検証
最大のメリットは売買規則(システム)の検証が行えることです。
裁量トレードの場合、多くは自分の経験に則って売買取引の判断を行います。
これはその時その時の判断での投資になり、まったく同じ取引を行うことは不可能です。
しかしシステムトレードでは作成した売買規則(システム)を過去のデータに当てはめて疑似取引を行うことにより、その売買規則(システム)が成功したか判断する事ができることです。
- 冷静な投資判断
次のメリットは感情を排除した冷静な投資判断が行えることです。
裁量トレードでは投資判断を自分が行っているため、損失が出た際に「自分は間違っていないはず」という感情が働き、冷静な投資判断が出来なくなる場合があります。
そうなった場合は往々にして損失が大きくなり、最悪の場合には市場から強制退場させられる場合もあります。
システムトレードではそのような事は無く、損失が出た際も冷静に損切りができるようになります。
- すべての銘柄を毎日チェック
最後のメリットはすべての銘柄を毎日チェックできることです。
個人差はあるでしょうが、人が管理できる銘柄は最大で20銘柄程度と言われています。
それ以上になると1銘柄に割く時間が少なくなり、判断に漏れが発生します。
また、新規の投資銘柄を探すのにも多大な労力が必要になります。
システムトレードでは毎日同時刻に同じ条件で全銘柄を自動的に検索し、条件にあった銘柄だけを教えてくれるため漏れの無い投資ができます。
システムトレードのデメリット
- 売買規則から外れた相場環境に弱い
システムトレードにも得手不得手があります。
1) バブル相場の時の様に、値動きが激しい相場に強いシステム
上昇が確実になったタイミングで買い、上がりきった時点で売るシステムです。
値動きが少なくなると買いシグナルが出なくなります。
1回の売買で利益が大きくなります。
2) バブル崩壊後の時の様に、値動きが少ない相場に強いシステム
値動きの最初のタイミングで買い、利益が出た時点で売るシステムです。
最初のタイミングで買い利益を確定した後にさらに値上がりを続けてしまうと、初動が無くなり買いシグナルが出なくなります。
1回の売買での利益は少ないですが、利益を積み重ね利益額を増やします。
それぞれ一長一短があり、設定した売買規則が違うため、規則から外れた場合は当然シグナルがでなくなります。
- 売買が単調になる
システムトレードでは売買規則通りにトレードを行うため、自分の判断が入らなくなるため売買が単調になります。
システムトレードが優れている理由
- 偶然を排して結果のみを追求
システムトレードでは作成した売買規則に従って、過去の実績を検証します。
5件10件を調べて好成績だったとしても偶然の可能性が考えられますが、5,000件10,000件と件数が増えて好成績であれば、それはもう偶然とは考えられません。
そこには何かしらの因果関係が考えられます。
この「因果関係=過去の優位性」に基づいて投資を行える点がシステムトレードの優れている点です。
システムトレードの目指すところ
- 大数の法則
回数を重ねる事で、その結果を確率としてとらえる事。
これは数学の世界で「大数の法則」と呼ばれています。
例えば「表と裏の出る確率が同じコイン」を投げて表と裏が出る可能性を考えましょう。
数回だけなら表や裏が連続して出て、結果がどちらかに偏る事が考えられますが、数千回続けると表が出る確率は限りなく1/2に近づいていきます。
回数を重ねると1/2=50%の確率で、コインの表が出る事は「必然」となります。
- 投資の世界での大数の法則
投資ではどうでしょう。
「同じ条件の投資」を2回行い、1回は利益20円。もう1回は損失10円。
2回の合計は10円の利益、1回あたり5円の利益になります。
しかしたったの2回だけの結果、これでは偶然ということも考えられます。
同じ条件で10,000回投資を行い、5000回の利益合計が10万円(1回あたり20円)。
もう5,000回の損失合計が5万円(1回あたり10円)。
10,000回の合計は5万円(1回あたり5円)の利益です。
ここまで回数を重ねると、すでに偶然の域は脱しています。
同じ条件で投資を続ける事で、今後も1回あたり平均5円の利益を得られる可能性が高くなります!
- システムトレードの目指すところ
過去数千件・数万件の投資条件を検証し、その「条件」が偶然ではない事を証明する。
この「条件」を基に売買を行う事で、確率的に裏付けのある投資がシステムトレードでは可能です。
この「条件」では検証により利益・リスクを計算しているため、安心した取引を目指す事が可能になります。
しかも取引の条件はあらかじめ決められているので、プロもアマも結果は同じです!
これがシステムトレードの目指すところです。
システムトレードが広まらない理由
- 個人では構築不可能
システムトレードは一般的ではありません。
それはシステムを簡単には作成できないからです。
システム構築のための知識・費用・期間が必要になってきます。
費用で言うと少なく見積もって数千万円単位は必要で、構築期間を短くしようとすれば人数を増やすため数億円程度必要でしょう。
構築後もさらにシステム維持に係るメンテナンス費用が発生します。
現在システムトレードを行っているのは、それらに恵まれた専業トレーダーか機関投資家のみになっています。
簡単なシステムトレード
- すでに完成されているシステムを利用する
しかし個人投資家の方々でも簡単にシステムトレードを行う方法があります。
それは「すでに完成されているシステム」を利用し、「結果」だけを手に入れる方法です。
最初からシステム構築するよりは、すでにあるシステムを利用して利益を追求する方が良いでしょう。
弊社は独自開発した「ゴールデンクロス・システム」を用いて、投資家の皆様にシステムトレードを提供させていただいております。

